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美しく住みよい街「池田」

この町の「道」も「公園」も区画整理から始まった・・・

私たちが暮らすこの「池田」は、その名のとおりもともとは池や田園の多い地区でした。

南幹線および長沼大橋の開通に伴い、人口の増加、宅地開発が進み、無計画に市街化されつつあるこの地を整理すべく、昭和45年12月「静清広域都市計画事業池田土地区画整理組合」が設立。幾多の問題を乗り越え、現在の「池田」の姿を作り上げた方々の功績をここで紹介させて頂きたいと思います。

池田は、区画整理組合が設立した当初、南幹線、浅畑新田大谷線、県道大谷古庄線、その他市道はあるものの十分な街路状況ではなかった。また、水路整備に関しても不十分であった。そこで、浅畑新田大谷線の延長と丸子池田線の配置を主軸とした街路整備、13本の水路計画、2ヵ所の公園の設置を目的とした活動が昭和45年12月から昭和54年3月の期間に実行され完成に至り、美しく住みよい街へと発展していった。

先人が築き上げてきたこの「池田」という地に暮らす私たちは、これからの未来のために、より美しく、より住みよい街をつくり上げるべく努力していかなければならないと切に思います。

池田土地区画整理事業 完成記念碑

石井歯科クリニック前の池田島崎公園には、その功績と組合員名が刻まれた記念碑が建立されています。

「この周辺は中小河川が流れ込み大雨の都度耕地が冠水する低湿地帯であった。こうした地にも時代の変遷と共に都市化が進み、無秩序な開発がめだち始めたため永年苦楽を共にした土地であったが、美しく住みよい街づくりを行って次の世代に残すことが我々の責務であると考えるに至った。

そこで我々は度々協議を重ねた後、昭和45年12月組合を設立し、42haの地に9年の歳月と8億有余の費用をもって土地区画整理事業を実施した。

この間諸関係機関の適切かつ熱心な指導と組合員相互の和と協調により、幾多の難関を乗り越え今ここに事業の完成を見たので、この事業を末永く後世に伝えるため、ここに記念碑を建立する。

昭和54年5月吉日 静清広域都市計画事業池田土地区画整理組合

総代組合員名