今、歯科受診に対してメディアで様々なご意見をいただいておりますが、日本歯科医師会も示した通り、歯科に「不要不急の治療」はありません。
　歯科疾患の多くが自然治癒を期待できないものばかりです。放置することで患者様の大切な歯や口腔機能を失う可能性もあります。ただ、不快症状のない定期健診を予定されていた患者様には、これまで通りご家庭での口腔ケアを継続していただき日程を変更していただくことで数ヶ月の猶予をもって対応させていただき、来院患者数を削減することで、３密の軽減にご協力していただいております。
　各歯科医院では、患者様に対して待合室でのマスクの着用や来院時の手指消毒はもちろん、検温や感染防止のための問診票、３密防止のために待合室ではなく車で待機していただくなど様々なお願いをしご迷惑をおかけしております。
　また、院内に関しては日頃から感染防止に努めておりますが、スタッフ一同さらに身を引き締めて対応し、まずは患者様同士の感染リスクを可能な限り排除し、医療従事者からの感染防止にも注意をはらい診療にあたっております。
　口は間違いなく感染経路のひとつです。口腔ケアはウイルス感染予防に効果があり、我々歯科医療従事者は患者様の口腔内を清潔に保つことで感染防止に全力で寄与しています。
「大変な時期にありがとう」
「先生こそ感染に気をつけてね」
と声をかけてくださる患者様への感謝の気持ちを忘れず最善を尽くして歯科治療を続けていきます。
　今後とも皆様の健康維持を第一に歯科医師として出来ることを続けて参ります。ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。